小さい白いにわとり
1.小さい 白い にわとりが、みんなに むかって いいました。
「この むぎ、だれが まきますか。」
ぶたは、
「いやだ。」
と いいました。ねこも、
「いやだ。」
と いいました。犬も、
「いやだ。」
と いいました。
小さい 白い にわとりは、ひとりで むぎを まきました。
2.小さい 白い にわとりが、みんなに むかって いいました。
「この むぎ、だれが かりますか。」
ぶたは、
「いやだ。」
と いいました。ねこも、
「いやだ。」
と いいました。犬も、
「いやだ。」
と いいました。
小さい 白い にわとりは、ひとりで むぎを かりました。
3.小さい 白い にわとりが、みんなに むかって いいました。
「だれが、こなに ひきますか。」
ぶたは、
「いやだ。」
と いいました。ねこも、
「いやだ。」
と いいました。犬も、
「いやだ。」
と いいました。
小さい 白い にわとりは、ひとりで こなに ひきました。
4.小さい 白い にわとりが、みんなに むかって いいました。
「だれが、パンに やきますか。」
ぶたは、
「いやだ。」
と いいました。ねこも、
「いやだ。」
と いいました。犬も、
「いやだ。」
と いいました。
小さい 白い にわとりは、ひとりで パンに やきました。
5.小さい 白い にわとりが、みんなに むかって いいました。
「この パン、だれが たべますか。」
ぶたは、
「たべる。」
と いいました。ねこも、
「たべる。」
と いいました。犬も、
「たべる。」
と いいました。
光村図書 しょうがくしんこくご 一年上より
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この話は私が小学校一年生のときのこくごの教科書にでていました。
リズム感のある覚え易い文章で、大人になっても忘れることはありません。
最後に小さい白いニワトリはなんと答えたんでしょう、と今でも想像がふくらみます。
教科書に出てくるお話といえば、なかがわりえこさんの「くじらぐも」もたいへん
印象にのこっていますが、悲しいかな、このあたりの学校は、去年から教科書が
光村図書から東京書籍にかわってしまって、彩里衣はくじらぐもに出会うことが
なくなってしまいました。
「スイミー」(レオ・レオニ)や「おてがみ」(アーノルド・ローベル)は絵本になっているから
いいけれど、「くじらぐも」は残念ながら、絵本としては出版されていないそうなので
お姉ちゃんたちの教科書を大事にとっておくしかないですね。